Chiaki Konaka 『ですぺら』というタイトルは、大正時代のダダイスト(既成の秩序や常識に対して否定や破壊、虚無を行う「ダダイズム」の心棒者)であり、詩人でもあった辻潤の散文詩のタイトルからの引用。Desperado=ならず者、という意味合いも含まれている。 『ですぺら』は辻潤が生きた大正時代、1922年=大正11年の日本を舞台に、「あいん」と呼ばれる不思議な少女と、彼女が作った「未来を覗く装置」、そして大正に生きた様々な人々を描く。大正の帝都にネコ耳ヒロインが登場!? 『lain』以降、日本画を基調とした独特の画風で多くのファンから支持されている安倍吉俊のイラストを、描き下ろしを含めてふんだんに収録。
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161 Pages