#3 Anna Karenina (4 volumes)

Ana Karenina, Vol 3 of 4

Leo Tolstoy
4.35
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(この本について)  この古典教養文庫版の「アンナ・カレーニナ」には次のような特長があります。 1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。 2、わかりにくい言葉や、登場人物、出来事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。 3、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。  全体を四巻に分けてあります。以下のように分かれています。  第一巻 「アンナ・カレーニナ」第一編、第二編  第二巻 「アンナ・カレーニナ」第三編、第四編  第三巻 「アンナ・カレーニナ」第五編、第六編  第四巻 「アンナ・カレーニナ」第七編、第八編  この本はそのうちの第三巻にあたります。訳者による解説は、第四巻に収録しました。  底本は以下のものになります。  平凡社 ロシア・ソビエト文学全集十七 一九六四年二月二十五日発行 (訳者米川正夫について)  訳者米川正夫(一八九一−一九六五)は、岡山県に生まれました。一九〇九年東京外国語大学ロシヤ語本科に入学、旧友の中村白葉などとともに『露西亜文学』を創刊します。一九一四年処女出版として新潮文庫からドストエフスキーの「白痴」を刊行開始しますが、この時は第四巻で中断の憂き目をみます。  その後幾つかの職を経験しながらも、一九二九年に白葉とともにトルストイ全集を岩波書店から刊行します。一九三五年の「罪と罰」を訳し、ドストエフスキーの五大長編をすべて訳し終わりました。  戦後は、個人訳による「トルストイ全集」(全二三巻)と「ドストエフスキー全集」(全一八巻)を刊行しました。 (古典教養文庫について) 古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。 1、古典として価値あるものだけを  これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。 2、読みやすいレイアウト  文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。 3、すばやい操作性  索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。 4、美しい表紙  プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。 5、スピーディーな改版  紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。「古典教養文庫」のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。
Genres:
492 Pages

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